県内外
コロナ新規感染２７０人 １人死亡、クラスター５件
県と盛岡市は２０日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女２７０人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。重症者はいない。患者累計は８３１３人となった。県は新型コロナで入院中の基礎疾患のある６５歳以上の高齢者について１９日に死亡が確認されたと公表。県内の死者は計５６人となった。
保健所ごとの内訳は、中部８６人、盛岡市８５人、県央３２人、奥州２４人、一関２０人、久慈１３人、宮古、二戸各４人、大船渡２人。
新規のクラスター（感染者集団）は５件発生。盛岡市の教育・保育施設で４人が判明し公表済みの１人を含め利用者計５人、学校で４人が判明し公表済みの８人を含め児童生徒ら計１２人、奥州保健所管内の教育・保育施設で３人が判明し公表済み２人を含め利用者や職員計５人、一関保健所管内の医療施設で３人が判明し公表済み３人を含め患者や職員計６人、宮古保健所管内の学校で２人が判明し公表済み４人を含め児童生徒や職員計６人が感染した。
このほか、公表済みのクラスター１６件で新規患者が確認された。
直近１週間の人口１０万人当たり新規患者数は県全体１２６・９人、盛岡市１７０・２人でいずれも過去最多。病床使用率は４６・８％と前日から上昇。重症者は１人減の１人となった。
