奥州・金ケ崎

学び広げる場に フリースクール あす開校・わらすば【金ケ崎】

わらすば金ケ崎スクール一角の和室。学習スペースとして活用される

 子供たちの居場所づくりに取り組む北上市大堤南のNPO法人わらすば(大内玲子理事長)は、22日に金ケ崎町西根表小路地内の空き家を活用して「わらすば金ケ崎スクール」を開校する。同市に続き2校目となる同法人のフリースクールと通信制高校サポート校で、主に胆江地方の小中高生のために学びの場を提供。子育て世帯などを支援する「50円食堂」や弁当配布も展開していく。

 校舎は城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区(伝建群)内の木造2階建ての空き家。主に和室を学習スペースとし、フリースクールは不登校などの事情を抱える子供をはじめとする児童生徒の学びの場とする。同市の「わらすば」同様、学習教育センター方式を採用している星槎国際高校のサポート施設としても運用。スタッフ5人は北上と兼任で、保育士や教員免許、調理師、管理栄養士、社会福祉士などの資格を持ち、学習支援も行う。

 「50円食堂」と弁当配布は予約制。開設に当たり、町から子ども食堂支援事業補助金約56万円の交付を受けた。原則月1回実施予定で、4月以降は拡大も検討している。このほか子供の預かり事業も視野に入れている。

 同法人は2021年に設立し、子ども食堂や子供の預かりなどでも実績がある。北上での運営から需要を見込み、2校目の開校準備を整えた。大内理事長(64)は「JR金ケ崎駅からも比較的近い場所。なかなか家から出られない子供をはじめ、学びの選択肢を広げるチャンスの場所として提供したい」としている。

 フリースクールは午前9時から開き、木、日曜、祝日は休校。利用回数に応じて料金が発生する。50円食堂の料金は小学生50円、中高生、高齢者は100円など。時間は午前11時30分~午後1時30分。弁当の料金は小学生が無料、中高生が100円など。時間は午後5~6時。今月は22日に弁当配布、26日に50円食堂を開設する。

 予約や問い合わせは大内理事長=090(6456)7125=へ。

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