県内外
コロナ新規感染２１３人 学校クラスター３件
県と盛岡市は２１日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女２１３人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。中部保健所管内などで学校クラスター（感染者集団）が３件発生。重症者はいない。患者累計は８５２６人となった。
保健所ごとの内訳は盛岡市８５人、中部６０人、県央２１人、奥州１５人、久慈１４人、一関１２人、宮古４人、二戸２人。
新規クラスターは、盛岡市の学校で２人判明し公表済み３人を含む児童生徒ら計５人、同市の別の学校で３人判明し公表済み５人を含め児童生徒ら計８人、中部保健所管内の学校で７人判明し公表済み１４人を含め児童生徒学生ら計２１人がそれぞれ感染した。
このほか、公表済みのクラスター２３件で新規患者が確認された。
直近１週間の人口１０万人当たり新規患者数は県全体１３５・５人、盛岡市１８５・３人。病床使用率は４６・０％。
自宅療養者数は、過去最多の１９２３人となった。県医療政策室の三浦節夫感染症課長は療養中の過ごし方について「患者には外出厳禁ということを伝えている。具合が悪くなった場合は、健康観察を行っている保健所やサポートセンターに遠慮なく相談してほしい」としている。
