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県内国公立大1763人受験 2次試験前期日程始まる【岩手】

国公立大2次試験前期日程に臨む受験生=盛岡市の岩手大

 国公立大2次試験の前期日程は25日、全国一斉に始まった。県内では、盛岡市の岩手大と滝沢市の県立大で行われ、受験生合わせて1763人が新型コロナウイルス対策をした上で合格を目指して試験に臨んだ。初日は両大とも大きなトラブルはなかった。

 岩手大は、4学部合わせて募集人員615人に対し1067人が受験し、平均受験倍率は1・7倍。初日は数学や理科、国語などの試験が行われ、受験者数は人文社会科学部191人、教育学部118人、理工学部445人、農学部313人だった。

 同大では、感染防止対策として、マスク着用、各試験場の入り口への消毒液の設置、約1メートルの座席間隔、試験の合間の換気などの措置が取られ、試験が始まると、受験生は真剣な表情で答案用紙に鉛筆を走らせていた。

 一方、県立大では、4学部合わせて募集人員218人に対し696人が受験し、平均受験倍率は3・2倍。初日は小論文や数学などの試験が行われ、受験者数は看護学部118人、社会福祉学部112人、ソフトウェア情報学部166人、総合政策学部300人だった。

 26日は、岩手大の教育学部学校教育教員養成課程(中学校教育コース)の実技試験を14人、県立大の看護学部の面接試験を131人が受験予定。

 前期日程の合格発表は県立大が3月4日、岩手大が同6日。後期日程は両大とも同12日で、新型コロナの影響などで試験が受けられなかった受験生を対象とする追試験は同22日に行われる。

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