奥州・金ケ崎
奥州市長選 現新一騎打ち 市議選は初の無投票
任期満了に伴う奥州市の市長選と市議選は２７日、告示された。市長選にはいずれも無所属で、届け出順に新人の倉成淳氏（６５）＝水沢字桜屋敷＝と現職の小沢昌記氏（６３）＝水沢字東町＝の２氏が立候補。両候補は支持者らを前に第一声を上げ、７日間の選挙戦が幕を開けた。一方、市議選には定数と同じ２８人が立候補し、２００６年の市町村合併以来初の無投票当選が確定した。
立候補の届け出受け付けは、両選挙ともに午前８時３０分から市役所江刺総合支所で行われた。
倉成候補は午前９時３０分すぎに同市水沢の慶徳公園前で第一声。佐々木秀康総括責任者、後藤新吉選対本部長があいさつ。海鋒守前奥州商工会議所会頭らが激励し、相原正明元市長のメッセージも紹介された。
小沢候補は午前９時３０分ごろから同市水沢の商業施設メイプル前で第一声を上げた。髙橋先雄総括責任者があいさつ。盛岡、花巻、北上、金ケ崎、西和賀など県内市町の首長から激励メッセージが寄せられた。
両候補は第一声の後、選車で市内各地域を遊説して回り、支持を訴えた。
市議選は現職２０人、新人８人が立候補。党派別は公明２人、共産５人、無所属２１人。定数通りとなり無競争が確定した。
市長選の投票は３月６日午前７時から午後７時まで市内４２カ所で行われ、同日午後９時から市総合体育館（Ｚアリーナ）で即日開票される。２８日には市役所本庁、各支所、商業施設で期日前投票が始まる。
２６日現在の選挙人名簿登録者数は９万７２７２人（男４万６９８０人、女５万２９２人）。
momottoメモ
各候補の第一声・公約
