一関・平泉

限定メニュー味わって 平泉きらめき野菜デー 今年度最後は「もち米」

きんいろぱん屋で5日まで提供している「桜もちあんぱん」

 平泉町内で取れた野菜などを使ったメニューを月替わりで提供する「平泉きらめき野菜デー」は3日、始まった。2021年度の最終回はもち米を使ったメニューが推進店3店舗で登場し、来店者から好評だ。5日まで。

 野菜デーは、同町が進める地産地消推進事業「平泉きらめきごはん大作戦」の一環で、20年度にスタート。21年度は7月から毎月第1木―土曜日の3日間、同一野菜を使って考案したメニューを提供している。

 今月は推進店3店舗で「もち米」をメインにした限定メニューが味わえるほか、4日には平泉、長島両小学校の給食に「肉団子の黄金もち米蒸し」が登場する。

 推進店のうち同町平泉字大沢のきんいろぱん屋(毛越寺門前直売あやめ内)では、「桜もちあんぱん」(税込み190円)を1日20個限定で販売。もち米とあんこで作った桜餅をパンで包んだもので、パンは同店を経営する農事組合法人アグリ平泉が生産したコユキコムギを使用した。青木由美子店長は「つぶあん入りの桜餅とパンを合わせた春らしいメニュー。散歩などで毛越寺周辺を訪れた時にでも足を運んでほしい」と話している。

 このほか駅前食堂たすいち(平泉字泉屋)では、あんことしょうが、くるみ豆腐、納豆、きな粉の餅5種類と越冬大根のなます、越冬野菜のカレーなどが味わえる「もち米と越冬野菜御膳」(予約優先、税込み700円)を1日20食限定で、また道の駅平泉(平泉字伽羅楽)のレストランでは赤飯と豆乳スープ、卯の花などのセット「きらめきもち米とお豆ランチ」(税込み800円)を1日12食限定で提供する。

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