市政刷新か継続か 奥州市長選 きょう投開票
任期満了に伴う奥州市長選は、6日に投開票が行われる。いずれも無所属で、新人の元会社役員倉成淳候補(65)と、4選を目指す現職小沢昌記候補(63)が激しく選挙戦を展開。コロナ禍での今回は集会を持たない戦いが繰り広げられ、選車による遊説、街頭演説で政策を訴え、7日間の選挙戦を打ち上げた。刷新か、継続か、有権者の審判が下される。
舌戦最終日の5日は両陣営とも市内5地域を回り、水沢地域の目抜き通りで打ち上げの街頭演説を行った。
倉成候補は、午後5時から水沢駅前で打ち上げ演説。無形資産と位置付ける奥州市の魅力を生かすまちづくりを進める意思を改めて表明。「この市長選を乗り切り、新しい市政、寄り添う市政、未来を語る市政、そういうものにぜひ持っていきたい」と未来志向の市政を築く決意を語った。
小沢候補は、午後5時から水沢メイプル前で打ち上げの街頭演説を行い、3期の実績を訴えるとともに医療問題などの諸課題に速やかに対応できるのは現職と強調。「奥州市の宝の山に磨きをかけ、発信しよう。住んで良かったと実感できるまちづくりを進める」と4期目への意欲を語った。
投票は午前7時~午後7時に市内42カ所の投票所で行われ、午後9時から市総合体育館(Zアリーナ)で即日開票される。
1日現在の選挙人名簿登録者数は9万7279人(男4万6985人、女5万294人)。