花巻

サッカーで思い出づくり 花巻・めぐみ保育園 卒園前に交流行事

雪上サッカーを楽しむ園児たち

 もうすぐ卒園を迎える園児に楽しんでもらおうと、花巻市山の神のめぐみ保育園(後藤恵美子園長、園児62人)は8日、北上市飯豊の県立農業ふれあい公園で、コロナ禍で中止となった「お別れ遠足」に代わり、保護者との触れ合い行事「おたのしみ会」を開いた。雪上サッカーやリレー、宝探しなどで交流を深めながら、思い出をつくった。

 新型コロナウイルス感染防止の観点から、普段の生活やさまざまな行事で制限を強いられてきた園児のために企画。お別れ遠足が同様になくなった昨年は、「わんこそば」に倣い、花巻ならではの「わんこそうめん」を実施した。

 おたのしみ会には、年長児13人と保護者が参加。雪上サッカーでは、女児チームと男児チームに分かれ、白熱したゲームを展開した。園児たちは滑ったり、転んだりしながらボールを元気いっぱいに追い掛け、ゴールが決まると満面の笑顔で喜び合った。園に戻ってからは豚汁を味わうなど、最後の思い出づくりを楽しんだ。

 齋藤愛羽ちゃん(6)は「キーパーをやった。ボールをうまく止めることができてうれしかった。小学校が離れ離れになるお友達もいるので寂しいけど、楽しかった」と話していた。

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