県内外
新型コロナ／１人死亡、２５３人感染 クラスター７件
県と盛岡市は１２日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女２５３人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規のクラスター（感染者集団）は７件発生。重症者はいない。患者累計は１万３９４０人となった。また、県は新型コロナで入院中の基礎疾患のある６５歳以上の高齢者１人が９日に死亡したと公表。県内の死者は計６５人となった。
保健所ごとの内訳は、盛岡市１０３人、中部６１人、県央２８人、一関２０人、大船渡１５人、久慈９人、宮古８人、奥州、釜石、二戸各３人。
盛岡市では検査キットが不足したため、患者のうち４人に検査を経ずに医師の臨床診断のみで陽性とする「みなし陽性」を適用した。
新規のクラスターでは、盛岡市の学校で児童生徒ら計５人が感染したほか、別の二つの学校でそれぞれ３人が判明し公表済み５人を含めいずれも児童生徒ら計８人が感染。教育・保育施設で７人が判明し公表済み２人を含め利用者ら計９人、別の教育・保育施設で４人が判明し公表済み４人を含め利用者や職員ら計８人が感染した。大船渡保健所管内の職場では４人が判明し公表済み２人を含め同僚ら計６人、宮古保健所管内の職場では４人が判明し公表済み１人を含め同僚計５人が感染した。
このほか、公表済みのクラスター２８件で新規患者が確認された。
直近１週間の人口１０万人当たり新規患者数は県全体１３９・４人、盛岡市１８８・７人。病床使用率は４２・８％。自宅療養者数は前日から１人増えて２４９７人となった。
