県内外
２日で３９５人感染 新型コロナ １人死亡【岩手】
県と盛岡市は１３日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女２２１人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は新型コロナで入院中の基礎疾患のある６５歳以上の高齢者が１１日に死亡したと公表。県内の死者は６６人となった。１４日は新たに１０歳未満～９０歳以上の男女１７４人の感染確認を発表。両日とも重症者はいない。患者累計は１万４３３５人となった。
１３日の保健所ごとの内訳は盛岡市８３人、中部５９人、県央２７人、久慈１７人、一関１３人、奥州９人、宮古と二戸、大船渡各４人、釜石１人。このうち盛岡市の１人に、検査を経ず医師の臨床診断のみで陽性とする「みなし陽性」が適用された。
新規クラスター（感染者集団）は４件発生。盛岡市の教育・保育施設で１１人判明し公表済み１人を含め計１２人、県央保健所管内の教育・保育施設で１１人判明し公表済み１人を含め計１２人、中部保健所管内の学校で８人判明し公表済み３人を含め計１１人、奥州保健所管内の学校で計５人がそれぞれ感染した。
このほか、公表済みのクラスター２８件で新規患者が確認された。
１４日の保健所ごとの内訳は盛岡市６２人、中部４６人、県央２５人、一関１８人、奥州と二戸各９人、大船渡３人、宮古２人。
新規クラスターは３件発生。いずれも盛岡市で、教育・保育施設で３人判明し公表済み２人を含め計５人、学校で３人判明し公表済み３人を含め計６人、別の学校で１人判明し公表済み４人を含め計５人がそれぞれ感染した。
このほか、公表済みのクラスター２４件で新規患者が確認された。
直近１週間の人口１０万人当たり新規患者数は県全体１３９・６人、盛岡市１８０・８人。病床使用率は３７・５％。自宅療養者は２２７３人。入院中の患者１人が重症化し、重症者は計２人となった。
