特選入賞者たたえる 前沢小で授与式 紙上俳句大会【奥州】
奥州市の前沢俳句協会(鈴木秀悦会長)が地域内の小中学生を対象に開いている前沢紙上俳句大会の賞状授与式は14日、市立前沢小学校(近藤純一校長、児童630人)で行われた。季節ごとの特選入賞者のさらなる活躍に期待して、賞状と副賞が贈られた。
大会は、「春」「夏」「秋」「冬・新年」の季節ごとの年4回開催。小中学校からの応募者から同協会が審査して特選、秀逸、佳作を決定している。
入賞作品は季節ごとに前沢ふるさと会に送っており、古里の季節の便りとして喜ばれている。副賞の図書カードの購入には同会が協力している。
同日の授与式には、各季節で特選1~3席に入賞した児童合わせて12人が出席した。
新型コロナウイルスの影響も考慮して、鈴木会長に代わって近藤校長が児童に授与。入賞した児童は呼名に元気よく返事をして、賞状と副賞を受け取った。
近藤校長は「短い言葉の中に自然や季節を見て、聞いて、感じる心を大切にしてほしい」と入賞者を激励した。
前沢中学校生徒への授与式は11日に同校で行われた。