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本県魅力 多彩に 「コミックいわて」25日発売

 県は、本県の多彩な魅力を発信する漫画単行本「コミックいわて」シリーズの第11巻「コミックいわて11(いい!)」=写真=を25日に発売する。

 本県ゆかりの漫画家が岩手を題材に描いた13作品を収録。このうち、2020年度第5回マンガ郷いわて特別賞受賞の里中満智子さん(大阪府出身)が執筆した「カッパ三番地」は、県内に伝承される河童(かっぱ)や座敷童子(わらし)をテーマとしている。

 表紙には県公認バーチャルユーチューバー「岩手さちこ」が世界遺産の御所野遺跡(一戸町)をインターネット交流サイト(SNS)で紹介している様子が描かれ、タイトルには岩手の「いい!」をちりばめた一冊との意味合いを込めた。

 責任編集の達増拓也知事は「商業誌でも活躍しているような漫画家の方々が岩手の魅力を掘り下げてくれており、面白くて、ためになる作品に仕上がっている」と話している。

 264ページで、販売価格は800円(税込み)。県内の書店やインターネットで3500部を販売する。

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