花巻

思い出、感謝胸に卒業 県南地方小学校

式後に記念撮影する八幡小の卒業生=18日、花巻市石鳥谷町

 県南地方の多くの小学校で18日、2021年度卒業式が行われた。花巻市石鳥谷町の八幡小学校(近藤澄江校長、児童129人)では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小して実施。はかまやスーツ姿の卒業生15人が、6年間の思い出を胸に学びやを巣立った。

 マスク着用や保護者の出席を制限するなど、コロナ対策を徹底した上で開催。式では、近藤校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡された。

 式辞で近藤校長は「どんなときも、家族や先生、周りの人たちは見守っている。あなたは1人じゃない。新たな環境でも感謝を忘れずに過ごしてください」とエールを送った。

 卒業生は6年間を振り返りながら「この日を迎えられたのも周りの支えがあったからです。12年間育ててくださり、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします」などと語り、「エール」や「絆」を合唱。家族の温かな拍手に送られて退場した。

 式終了後には、最後のホームルームや「ミニ卒業を祝う会」が行われた。

 高野伽菜さん(12)は「中学校生活も友人たちとの絆を生かし、協力して充実させたい」と目を輝かせていた。

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