北上・西和賀

“未来の自分”再会期待し タイムカプセル埋設 飯豊中3年生卒業記念【北上】

タイムカプセルを埋め、丁寧に土をかける飯豊中の3年生

 北上市立飯豊中学校(土井祐之校長、生徒266人)の3年生は17日、同市村崎野の同校敷地内にタイムカプセルを埋めた。成人を迎える5年後のお盆期間中に開封する予定で、未来の自分たちとの再会を楽しみに、代表の生徒が一人ずつスコップで丁寧に土をかけた。

 同校は、2017年の創立70周年記念事業として校歌碑を建立。翌年から碑の周りにタイムカプセルを設置することになり、北上石材店(伊藤英明代表取締役社長)が地域貢献の一環として石板などを提供し埋設作業を手伝って、卒業記念イベントとして継続している。

 タイムカプセルには、卒業生95人が3クラスごとに寄せ書きなどを書いた紙をまとめてジュラルミンケースに入れ、土の中に埋めた。目印となる石板には「未来への伝言」の言葉と共に、埋設日と開封する年が刻まれた。卒業生は埋設作業などを担った伊藤社長らに「私たちのために、このような温かいセレモニーをしていただきありがとうございます」と感謝の気持ちを表した。

 生徒会長を務め、美術部員としても活躍した髙橋結愛さんは「充実した3年間だった。助産師になるのが小学校の頃からの夢なので、5年後は専門学校に通っているかも」と笑顔を見せた。学年委員長で、吹奏楽部に所属していた倉本ひよりさんは「将来はまちづくりに関わる仕事がしたい。こういう行事を含め素晴らしい伝統を引き継いで、より良い中学校をつくっていってほしい」と、在校生に願いを込めた。

 土井校長は、春からそれぞれの道に進む卒業生に対し「自分たちの夢に向かって前進し続けてほしい」とエールを送った。

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