花巻
きょうから利用制限緩和 花巻市関連施設
花巻市は、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、市関連施設の利用制限を８日から緩和する。休館の措置をとっていた各振興センターやまなび学園、なはんプラザ、交流会館などは、対象を市民・市内団体に制限するなどして利用が可能になる。
４段階ある市関連施設の利用制限ガイドラインについて、感染拡大が続いていた今年１月２４日以降、多くの施設が休館となる「レベル４」で運用してきた。新規感染者数が２月下旬をピークに減少傾向にあり、県内の病床使用率も２０％台にまで低下、おおむね下げ止まりの状況にあることから、「レベル３」への引き下げを判断した。期間は当面の間。
主な施設の利用制限の変更点は、各振興センター、まなび学園、大迫ふるさとセンター、石鳥谷生涯学習会館などで平日・日中の利用を再開する。なはんプラザ、交流会館は午前９時～午後９時まで利用できるようになる。各地区社会体育館等も利用が可能になる。
利用制限を設けて開館・開放してきた文化会館、総合体育館、図書館、屋外スポーツ施設などは、引き続き、利用対象を市民・市内団体などに限って開館する。
市新型コロナウイルス感染症対策室によると、施設によって開館に時間を要する場合があるため、詳細は利用施設への問い合わせが必要。マスクやせきエチケットの励行、手洗いなど基本的な感染対策を徹底した上での利用を呼び掛けている。
各施設の利用制限の詳細は、市ホームページで公表している。
