一関・平泉
希望いっぱい 笑顔あふれ 一関地方７小学校で入学式 来春統合 油島の２人も元気に
一関地方にある小学校のトップを切り７日、一関市と平泉町の７校で２０２２年度入学式が行われ、真新しいランドセルを背に初登校した１年生が、希望に胸を膨らませて学校生活のスタートを切った。
同市花泉町内にある６校が来春統合するのに伴い、今回が最後の入学式となった油島小学校（佐藤紀夫校長、児童３２人）には、佐々木優月さんと高橋陽介君の２人が入学。式では緊張した表情で入場する新入生を在校生や教職員、保護者が拍手で温かく迎え、呼名されると一人ずつ立ち上がり「はい」と元気いっぱいに返事をした。
式辞で佐藤校長は「皆さんが入学してとてもうれしいです」と語り、学校生活では校名の３文字にちなみ▽「ゆ」うじょうをたいせつに！▽「し」っかりまなぼう！▽「ま」たあしたげんきにね！―の三つの約束を守るよう呼び掛けた。
全校児童を代表して児童会長の後藤泰生君（６年）からは「小学校はとっても楽しくいろんな行事があります。困ったことがあったらいつでも教えるので、一緒に油島小最後の１年を楽しく過ごしましょう」と歓迎のことばが送られた。
式後の教室では担任教諭から学校に関するクイズも行われ、新入生２人は手を上げて元気に答えていた。
両市町教委のまとめによると、同地方の小学校２９校に今春入学する児童は前年度より６人多い７９７人。８日には残る同市内の２２校で入学式が行われる。
