一関・平泉

一関市で桜の開花宣言

平年より2日早く開花した一関市役所本庁舎前のソメイヨシノ

 一関市と平泉町は10日、桜の基準木が花開いたことを受けてそれぞれ今年の開花を宣言した。2021年より9日遅く、平年より2日早い開花。

 朝から晴天に恵まれた11日はさらに開花が進み、訪れた人たちの目を楽しませた。このうち、市では釣山気象通報所廃止後の1984年から独自で桜の開花を観測しており、83年10月に市役所本庁舎前に植えられたソメイヨシノを基準木(高さ約6㍍)に選定し、毎年5輪咲いた時点で市独自の開花宣言を行っている。

 市内では、先週末から今週にかけて暖かい日が続き、ソメイヨシノのつぼみも一気にふくらんだ。市役所開庁日の11日は、来庁者や職員らが淡いピンク色の花に見入ったり、携帯電話のカメラで撮影したりして待ちに待った開花を喜んでいた。盛岡地方気象台によると11日の最高気温は一関29・1度(平年比14・1度高)、千厩28・4度(同14・5度高)まで上昇し、今季最高を記録。7月下旬並みの暑い日となった。

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