花巻

雄星、大谷 手形飾り 米球宴選出記念で 温泉郷観光推進協 花巻東高にモニュメント

菊池投手と大谷選手の米大リーグ・オールスター戦選出記念モニュメント。2人の手形やサイン入りユニホームをかたどったプレートが取り付けられている

 花巻市の花巻温泉郷観光推進協議会(高田貞一会長)は、2021年の米大リーグ・オールスター戦に選出された花巻東高校出身の菊池雄星投手(ブルージェイズ)、大谷翔平選手(エンゼルス)をたたえようと、同校に記念モニュメントを寄贈した。モニュメントには両選手の手形やユニホーム型プレートが取り付けられており、13日に現地で除幕式が行われ、関係者が花巻の新たなシンボルになることを願った。

 花巻市の知名度向上や観光業に大きな貢献をしている両選手への感謝を込めて企画。モニュメントの設置場所は野球部グラウンドのバックネット裏で、高さは2メートル40センチ、横1メートル。両選手の手形が記されたプレートと、オールスター戦で両選手がサインを書き込んだ母校のユニホームをかたどったサインプレートが設置されている。

 除幕式には関係者ら約30人が出席し、上田東一市長、花巻商工会議所の高橋豊会頭が祝辞を寄せた。モニュメントのほか、花巻産のひとめぼれ1500キロと花巻温泉郷の入浴券1500人分も同校に贈られ、同校の小田島順造校長に目録が手渡された。

 小田島校長は「(両選手は)花巻のみならず、花巻東の知名度も上げてくれている。モニュメントが生徒たちの勇気と希望を見いだすシンボルになってほしい」と願った。

 高田会長は「コロナ禍で苦しい状況が続いたが、両選手の活躍は観光業の励みになった。多くの人に愛されるモニュメントになってくれれば」と期待を寄せた。

 

▲関係者らにお披露目された記念モニュメントの除幕式

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