朗希八回まで「完全」 2試合連続走者出さず
プロ野球ロッテの佐々木朗希投手(大船渡高出)は17日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム4回戦で先発し、八回まで一人の走者も出さなかったが、この回で降板した。10日のオリックス戦では28年ぶりの完全試合を達成しており、2試合連続の偉業が懸かっていた。試合は0―0で延長に入り、ロッテは十回0―1で敗れた。【4面に関連】
佐々木朗は、160キロ超の速球と鋭く落ちるフォークで相手打線を翻弄(ほんろう)。八回まで24人の打者を相手に102球を投げ14三振を奪った。0―0で迎えた九回のマウンドには登らず、2試合連続の完全試合達成はならなかった。
3日の西武戦の八回から打者52人連続でアウトにした。連続イニング奪三振は日本人選手最長記録タイの25回でストップしたが、走者を許さない完全投球は継続している。
佐々木朗は2020年にドラフト1位で入団。3年目の今季は初めて開幕ローテーションに入った。今季成績は4試合の登板で2勝0敗、防御率1・16。