花巻

活動や被災状況報告 花巻市 相馬市派遣職員2人 福島県沖地震

上田市長(左)に帰庁報告する福島県相馬市に派遣された花巻市資産税課の職員

 最大震度6強を観測した福島県沖地震を受け、同県相馬市の被害住家調査のために花巻市が派遣した市職員2人が帰庁した。18日に上田東一市長に相馬市の活動内容や被災状況などを報告した。

 相馬市に派遣されたのは花巻市財務部資産税課の葛巻拓朗主任(28)と髙橋優唯主任(28)。2人は4日から2週間、現地で災害の罹災(りさい)証明書発行のための家屋の被害確認調査に携わった。

 2人によると、相馬市税務課や近隣自治体から派遣された職員とともに、1日100軒を目標に家屋などの調査を進めたが、それを上回る調査の申請がある状況だった。直近の罹災証明書発行の申請件数は5900件ほどに上るといい、屋根瓦や壁が落ちたり、石蔵が崩れたりする被害などが多く見受けられ、2021年2月に同じ福島県沖で起きた地震被害の復旧直後に被災した建物もあったという。

 髙橋主任は「花巻とは異なり瓦屋根や石蔵が多い地域。地震の揺れで崩れた石蔵も多く、現地に到着した時点で既に被害の大きさを感じる建物が多かった。今後も情報共有して力になれることはしていきたい」と話した。調査の申請件数が実地調査の件数を上回る状況について、葛巻主任は「調査は初めてだったが、万が一花巻で地震があった時に同じように課題になると感じた」と振り返った。

 報告を受けた上田市長は2人の労をねぎらうとともに「市内でも耐震診断基準で0・8以下の建物は使用自体をやめているが、改めて必要性を感じた。被害の未然防止のために大事な情報が含まれている」と述べ、情報の共有を指示した。

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