一関・平泉
地域の魅力 味で発信 あす今季営業開始 厳美・栗駒茶屋 新商品「桜いちご」「雪氷シェイク」【一関】
一関市で旅行・飲食・宿泊事業などを展開するイーハトーブ東北（本社一関市磐井町、松本数馬代表取締役）は、２３日に同市厳美町字若井原の古民家ステイ＆カフェ「栗駒茶屋」の今季の営業を開始する。今季は地元産のイチゴを使用した季節限定の団子「桜いちご」や県産牛乳を使用した「雪氷シェイク」の新商品を発売し、地域の魅力を発信していく。
桜いちごは、昨季に発売した団子「義経千本桜だんご」の新メニュー。白あんに桜の塩漬けをちりばめた桜あんとマスカルポーネチーズ、同町産のイチゴを、つきたての軟らかさが持続するふっくらとした団子に載せた。
雪氷シェイクは、県産牛乳を使用したかき氷「一ノ関雪氷」を自家製のずんだあんを使ったシェイクに重ね、ミニサイズのフルーツ団子をトッピングした。はちみつを使用した優しい甘さで、枝豆のフレッシュな香りが特徴だ。
昨季に好評だったフルーツをトッピングした団子は店内飲食のみだったが、今季はテークアウト用のセットも季節限定で新たに販売する。
同店スタッフの千葉加代子さん（６０）は「昨年は市内から離れているにもかかわらず皆さんに来ていただいた。混雑しお待たせしてしまったので、今年はフルーツを使用した売れ筋に特化するなど工夫した」と話している。
価格は桜いちごが舟形の容器に入った１０個入りで７００円、串団子１本４５０円、雪氷シェイクが６５０円、あんこフルーツセットが５本入り１５００円（いずれも税込み）。
団子のメニューは１２種類で、季節限定商品は５月末まで提供する。
１０月下旬まで営業予定で、時間は午前１０時～午後４時。夏までは土―月曜と祝日の営業で不定休。ゴールデンウイーク期間（２９日～５月５日）は営業し、２日のみ休み。
問い合わせは同店＝０１９１（３９）２８５５＝まで。
