北上・西和賀

トリプルアニバーサリー 一体感次世代に コロナ禍も協賛36事業 北上市

トリプルアニバーサリーを締めくくった北上市制施行30周年記念式典。シビックプライドや一体感は次世代の子供たちへ受け継がれる=4月24日、市文化交流センターさくらホール

 北上市の「キタカミ トリプルアニバーサリー(トリアニ)2021」は、4月下旬の市制施行30周年記念式典で全行事を終えた。新型コロナウイルスの影響で中止や縮小、延期が相次いだが、各種団体や事業者が主催する協賛は36事業に上った。多様な形でトリアニをPRし各周年記念事業を盛り上げ、市は「市民のシビックプライド(地域への誇り、愛着)醸成、北上の魅力発信につながった」と総括している。

 トリアニは展勝地開園100周年、第60回北上・みちのく芸能まつり、市制施行30周年の三つで、主に2021年度事業として展開。皮切りとなった昨春の北上展勝地さくらまつりは規模を大幅に縮小し、入り込みは過去最少の5万5000人。8月初旬の芸能まつりも直前まで準備を進めていたが新型コロナの感染急拡大で急きょ見送られ、その後も代替開催できず中止した。

 一方、開園100周年記念式典は当初の予定より1カ月遅れの11月23日に開催。市制施行30周年記念式典も今年2月の予定だったが、4月24日に延期し無事に終えた。

 コロナ禍でも、19年度後半から募った周年記念協賛事業は順調に申請が相次いだ。各企業・団体がポスターや商品パッケージ、オリジナル商品、会報、看板チラシ、ウェブサイト、CM広告、プロモーションビデオなどに幅広くトリアニのロゴマークを使用。新聞や情報誌の特集企画にも掲載され、ラジオドラマ制作などにも活用された。

 さらに公園緑化事業のほか、22年3月に北上陸上競技場で行われたいわてグルージャ盛岡のJ2昇格後初となる県内でのホームゲームで、専大北上高校の創立70周年記念スペシャルマッチのポスターにも掲載。市都市プロモーション課は「それぞれ自由な発想で取り組み、トリアニに結び付けていただいた。想像以上の事業数で、市民が目に触れる機会も多く雰囲気を醸成できた」と成果を挙げる。

 髙橋敏彦市長は「市民一人ひとりが北上市を誇りに思い、発信してもらうのが一つの大きな狙いだった。コロナで大変だったが、思いのほか多くの皆さんに協賛していただき、いろいろな場面でロゴマークを使い宣伝してもらった」と総括。「この一体感を次世代に継承し、シビックプライドを原動力としたまちづくりをさらに推進していく」と話している。

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