一関・平泉

豪華な花びらシャクナゲ見頃 藤沢・佐藤さん方【一関】

花が見頃となった庭のシャクナゲを眺める一関市藤沢町の佐藤さん

 一関市藤沢町黄海字京堂の佐藤邦彦さん(86)方で庭の隅に植えたシャクナゲの花が見頃となり、愛好家を楽しませている。

 佐藤さんは2002年ごろ友人からシャクナゲの苗5本ほどをもらい、新築したばかりの自宅の庭の一画に植栽。咲き終わった花を丁寧に摘み取ったり、周囲の草を刈ったりするなどの手入れを続けながら少しずつ株数を増やしてきた。

 5メートル四方程度の範囲に密生するシャクナゲは4メートルほどの高さまで成長。今年は4月下旬から花が咲き始め、現在白や薄桃色の大ぶりの花がちょうど見頃となった。花は5月下旬ごろまで楽しめそうだという。

 佐藤さんは「地植えのためこれくらいの高さまで成長したのでは。今年のシャクナゲは花数が多いし、バランスよく咲いているようだ。来年も咲かせるには摘花が大事なので、農作業の合間に花を取っています」と栽培管理に精を出す。

 園芸に関心のある人の鑑賞も受け入れるという。

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