花巻

昨年度利用者20万5854人 花巻空港 前年度比45%増

 県がまとめた、いわて花巻空港の2021年度利用実績によると、年間利用者数は前年度比45・5%(6万4366人)増の20万5854人となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて旅行需要が大幅に落ち込んだ20年度に比べ、感染対策が浸透し社会経済活動が回復していく段階で観光やビジネスで利用する動きが出たことが要因とみている。ただコロナ前の19年度に比べると42・4%(27万9148人)減と低調な水準で、依然として新型コロナの影響を受けている状況だ。

 県によると、21年度の国内5路線の利用者数は20万410人(前年度比6万1749人増)となったが、利用率は39・7%で前年度に比べ2・0ポイント落ち込んだ。

 路線別に見ると、大阪線5万8068人(同1万578人増)、札幌線3万2903人(同8556人増)、名古屋線7万3210人(同1万6787人増)、福岡線1万9115人(9139人増)で、19年3月下旬に就航した神戸線は1万7114人(同1万6689人増)となった。

 国内チャーター便は18便で839人(同15人増)が利用。今年3月16日の福島沖を震源とする地震に伴い東北新幹線の一部不通を受けて臨時便を運航した羽田線は、17~31日の間で4594人が利用した。

 一方、19年度に約4万3290人が利用した国際線(定期便・チャーター便)は新型コロナの感染拡大により、上海便が20年2月8日、台北便が同3月4日からそれぞれ運休が続いている。

 今年度の同空港の国内線利用促進について、県交通政策室の山本章博空港振興課長は「感染症の推移や国の施策の動向を注視しながら、今就航している5路線を維持し、もともとあった需要を回復していきたい。旅行商品の造成や旅行会社への支援、路線のプロモーションを通じて利用促進を図っていく」としている。

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