運動元気に楽しく アトラクション満喫 キッズまつり【奥州】
奥州市文化振興財団が主催する第22回「おうしゅうキッズまつり」(岩手日日新聞社など後援)は5日、同市水沢の市総合体育館(Zアリーナ)で開かれた。「こどもの日」恒例のイベントだが新型コロナウイルスの影響で中止が続き、3年ぶりの開催。運動を取り入れた各アトラクションを来場した子供たちが楽しんだ。
子供たちが元気に楽しく遊び、親子の交流などを体験することで心豊かで健やかな「奥州ッ子」の育成につなげようと開催している。昨年度まで2年間中止が続き、コロナ禍後初めて開催した今回は開会セレモニーをはじめとする集団行事を縮小し、アトラクションも随時参加できるもので構成した。
用意されたのは、七つのアトラクションと迷路などのコーナー。「野球盤」を模したフィールドでバッティングなど好きな方法で高得点を狙う「マルチ野球盤」や、時間内に障害物を突破してゴールを目指す「キッズサスケ」など、体育館らしく体を動かす遊びが集まった。
家族らと来場した子供たちは、興味を引かれたコーナーに次々と挑戦。運動を通して「こどもの日」を満喫していた。
来場した高橋心さん(佐倉河小学校5年)は、「マルチ野球盤で的を狙った。普段はしない運動を体験するのは楽しい」と話していた。