県内外
コロナ新規感染１８１人【岩手】
県と盛岡市は６日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女１８１人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規のクラスター（感染者集団）は１件発生。重症者はいない。
保健所ごとの内訳は中部５６人、盛岡市４５人、奥州２１人、県央１８人、一関１１人、宮古と久慈各１０人、二戸６人、釜石３人、大船渡１人。
新規クラスターは、盛岡市の教育・保育施設で４人判明し公表済み３人を含め計７人が感染した。
このほか、公表済みのクラスター８件で新規患者が確認された。
県は３月１３日～４月２６日公表分の患者２３人の検体をゲノム解析した結果、８人からオミクロン株の別系統で感染力が強いとされる「ＢＡ．２」が検出されたと公表した。
また、これまでの患者で二重計上があったとし、累計人数を訂正した。患者累計は２万８７６２人。
直近１週間の新規患者数は県全体１０９・４人、盛岡市８９・２人。病床使用率１４・８％。自宅療養者は１１０人減の２７０５人。
ゴールデンウイーク期間中の感染状況について、県医療政策室の三浦節夫感染症課長は、減少傾向にあるとしながらも「意外と患者数が多い。医療機関が閉まっている中でも、これだけの数が出ている」として警戒感を強める。
