花巻

クレマチス色とりどり 母の日に向け出荷ピーク・花巻

クレマチスの出荷作業がピークを迎えている花巻市石鳥谷町の渕澤園芸

 花巻市石鳥谷町八重畑の渕澤園芸で、8日の母の日に向けたクレマチスの出荷作業がピークを迎えている。ハウス内にはクレマチスの鉢が整然と並び、スタッフが箱詰め作業に励んでいる。

 同園芸では9棟のハウスがあり、クレマチスとリンドウを栽培。クレマチスは母の日に合わせて関東地方、愛知県などの市場に出荷している。2月ごろから準備を進め、今季は6000鉢の出荷を想定している。

 鉢はつぼみの状態で販売され、紫、ピンク、青など色とりどりの花を付ける。同社によると、八重咲きが一番人気という。6日も朝からスタッフ6人が鉢にラッピングを施し、手際よく箱詰めしていた。

 同園芸代表の渕澤拓也さん(37)は「2年前は新型コロナウイルスで大変だったが、徐々に売り上げも回復傾向にある」と安堵(あんど)の表情を浮かべ、「近年ではカーネーションだけでなく、アジサイやクレマチスなども人気がある。花が開くまでの過程を楽しんでほしい」と話している。

地域の記事をもっと読む

花巻
2024年5月14日付
花巻
2024年5月14日付
花巻
2024年5月14日付
花巻
2024年5月14日付