一関・平泉

初夏の陽気 田植え本格化 一関地方

 一関地方は7日、朝から晴天に恵まれ、多くの水田で農家が田植えや代かきなどの作業に精を出した。日中の最高気温(盛岡地方気象台調べ)は一関24.5度、千厩23.2度となり、初夏の陽気となった。

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 一関市厳美町では、準備が整った水田で田植え作業が本格化。このうち、4.7ヘクタールにもち米品種の「こがねもち」を作付けする同町字宿の阿部幸雄さん(62)は、家族ら8人で田植え作業に汗を流した=写真=。

 例年5月の連休後半に田植えを行っており、同日は長男哲也さん(26)と代わる代わる乗用の機械を運転し、順調に生育した苗を植え付けていった。

 田植え作業は同日を含めて3日間で終える予定で、阿部さんは「苗が順調に育ったので、あとは天候次第だが、豊作になるよう願いを込めて作業したい」と出来秋に期待していた。

 同気象台によると、8日は高気圧に覆われるため、晴れや曇りの見込みという。

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