今年度事業に6公演 来月26日、江刺寄席 ささらホール【奥州】
奥州市江刺大通りの江刺体育文化会館ささらホールの2022年度主催事業は、6月26日に同ホールで開かれる「江刺寄席 さなぶり東西演芸館」で始まる。23年1月に予定する第15回「奥州市民☆文士劇」まで、音楽など計6回の公演を計画する。
江刺寄席(岩手日日新聞社など後援)は、同市衣川出身の落語家桂枝太郎さんがプロデュースする。上方からは同市水沢出身で奥州大使も務めた漫才コンビの酒井くにおさん・とおるさん、落語の月亭方正さんが出演。江戸落語では柳家花緑さん、両親が江刺出身の春風亭昇咲さんのほか、枝太郎さん自身も高座に上がる。
当日は午後2時開演。前売りチケットは発売中で3000円(当日は500円増し)。未就学児は入場不可。新型コロナウイルス対策のため400席限定で発売している。
以降の日程は▽陸上自衛隊東北方面音楽隊演奏会(7月2、3日)▽新沼謙治コンサート(7月24日)▽シネマささら座上映会(8月7日)▽南こうせつコンサートツアー(10月16日)▽奥州市民☆文士劇(23年1月28、29日)。シネマはウクライナ映画「ひまわり」と「お終活 熟春!人生百年時代の過ごし方」を上映する。文士劇は3回公演の見通しで、演目は未定。
同ホールでは今年度の主催6公演を1万円で全て鑑賞できる制度「風の又三郎くらぶ」の会員も募っている。問い合わせは同ホール=0197(31)1607=へ。