花巻
おいしく大きく育って 親子らが苗植え ＪＡ花巻・ちゃぐりん農園
ＪＡいわて花巻が主催する「親子でちゃぐりん農園」は１４日、花巻市野田地内の畑などで始まった。１０月２９日までの全４回シリーズで、花巻、北上両市の児童とその保護者が野菜とコメを育てながら、地産地消の重要性や食について学ぶ。
次世代を担う子供たちに「いのち・農業・食べ物の大切さ」「ふるさとに対する誇り」「ＪＡの仕事と役割」を伝えるとともに、子供たちとその親世代にＪＡ事業への関心を持ってもらおうと実施。初回は両市から保護者と児童約２０人が参加した。
参加者は同ＪＡ本店で開会式を行った後、花巻市野田地内の広さ約２アールの畑へ移動。同ＪＡ職員の指導を受けながらナスの苗、サヤインゲンの種など８種類の野菜を定植した。参加者は「ジャガイモの種芋は深く埋めすぎないようにして」などのアドバイスを参考にしながら、穴に苗や種を埋め、優しく土をかぶせていた。
参加者は水田でひとめぼれの苗植えも体験した。次回は７月３０日に開かれ、同日に定植した野菜を収穫する。
花巻市立南城小学校の鈴木暖菜さん（２年）は「野菜の種を植えるのが楽しかった。エダマメが好きなので、大きく育ってほしい」と願っていた。
