一関・平泉

残雪踏み眺望満喫 栗駒山山開き

奥羽山脈の雄大な景色を背に、名残ケ原から賽の磧に通じるコースを残雪を踏みしめながら進むトレッキングツアー参加者=15日午前11時30分

 岩手、宮城、秋田3県にまたがる栗駒山(1626メートル)は15日、山開きを迎えた。岩手側登山口にある一関市厳美町の須川ビジターセンター前では山開き安全祈願祭が行われ、岩手、秋田両県の関係者代表によるテープカットで本格的な登山シーズン到来を祝った。

 祈願祭は須川高原温泉が主催し61回目。関係機関や観光関係団体の代表、市観光協会主催の「須川温泉春山トレッキングツアー」参加者ら50人余りが参列し、代表が玉串をささげて山での無事故を祈願した。

 来賓を代表して同市の佐藤善仁市長は「3県にまたがる国定公園の栗駒山は、毎日見て暮らしてきた自分たちにとって自慢の山。この山の魅力が今後も守られることを願う」と語り、市観光協会の佐藤奈保美副会長は「須川温泉から山頂に通じる産沼コースも整備されたので、一関の誇る栗駒山でコロナに負けず観光振興を図っていく」と佐々木賢治会長の祝辞を代読。最後に同温泉の稲垣智雄代表取締役副社長が「今年1年、安全を十分確保していくので、多くの方に須川の醍醐味(だいごみ)を楽しんでいただきたい」とあいさつした。

 須川コースの一部区間で立ち入り禁止措置が続いているため、同日は岩手側からの山頂登山は行われなかったものの、同ツアー参加者28人が名残ケ原から賽(さい)の磧(かわら)を巡るコースを約1時間かけて散策。残雪を踏みしめながら眼下に広がる雄大な景色を満喫していた。

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