県内外
コロナ新規感染２７０人
県と盛岡市は２０日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女２７０人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規のクラスター（感染者集団）は５件発生。重症者はいない。患者累計は３万２６０１人となった。
保健所ごとの内訳は盛岡市７５人、奥州５０人、県央４９人、中部３６人、一関１７人、釜石１４人、二戸１２人、久慈８人、宮古７人、大船渡２人。
新規クラスターは、盛岡市の高齢者施設で５人判明し公表済み５人を含め計１０人、二戸保健所管内の福祉事業所で８人判明し公表済み２人を含め計１０人、中部保健所管内の医療施設で２人判明し公表済み９人を含め計１１人、奥州保健所管内の高齢者施設で７人判明し公表済み１人を含め計８人、一関保健所管内の共同生活で１人判明し公表済み４人を含め計５人がそれぞれ感染した。
このほか、公表済みのクラスター１２件で新規患者が確認された。
直近１週間の人口１０万人当たり新規患者数は県全体１４５・６人、盛岡市１９５・９人。病床使用率１７・５％。自宅療養者は２５人増の２７７１人となった。現在の感染状況について、県医療政策室の三浦節夫感染症課長は「全国的に減っていない状況が続き、本県も横ばいとなっている。基本的な感染対策の徹底を求める状況には変わりない」としている。
北上市職員２人が感染
北上市は２０日、職員２人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
本庁舎の商工部職員は、来庁者との濃厚接触が疑われる状況ではなく、接触のある職員は検査を行った。保健・子育て支援複合施設ｈｏＫｋｏ内にある健康こども部職員は、感染力のある期間には勤務していなかった。
