花巻

脱炭素へ選択肢幅広く トヨタ戦略紹介 自動車産業促進協講演会【花巻】

「自動車産業を取り巻く環境変化とトヨタの戦略」と題して講演する新郷プレジデント

 いわて自動車関連産業集積促進協議会(代表幹事・達増拓也知事)は20日、花巻市湯本の花巻温泉ホテル花巻で2022年度講演会を開き、トヨタ自動車のトヨタコンパクトカーカンパニープレジデントの新郷和晃さんが講演した。新郷さんはカーボンニュートラルの社会実現に向け、幅広い電気自動車の選択肢を提供するため「手に届く価格でコンパクト車を普及させる技術開発を皆さんとやっていきたい」と述べた。

 「自動車産業を取り巻く環境変化とトヨタの戦略」と題して講演した新郷さんは、自動車産業を取り巻く環境の変化について「100年に一度の大変革期」としてC(接続)、A(自動化)、S(シェア&サービス)、E(電動化)の四つの流れ「CASE」への対応や、カーボンニュートラルなど持続可能な社会に向けた変革が求められていると指摘。

 脱炭素に向けては、再生可能エネルギーが多い地域や、火力発電が多い地域など電源構成により電気自動車の二酸化炭素排出量が異なることから、ハイブリット、プラグインハイブリット、電気自動車、燃料電池車のフルラインアップで備え、国や地域によって適材適所で使い分けるトヨタの戦略を紹介し、「世界中の多様なニーズや期待に応えたい」と述べた。

 講演会は、産学官一体となった自動車関連産業の交流や連携の場を創出し、地場企業の技術力向上による自動車関連産業への進出や、自動車部品メーカー等の立地を促すことで、自動車産業集積の促進を目的に開催。

 例年総会に合わせて実施していたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため総会は書面決議、講演会は会場とオンライン配信によるハイブリット形式で行われ、約140人が聴講した。

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