奥州・金ケ崎

和装の技術美しさ競う 着付選手権東奥羽大会【金ケ崎】

振り袖の部の競技に臨む出場者

 日本和装学園総合本部が主催する第50回全日本きもの着付選手権大会東奥羽大会(岩手日日新聞社など後援)は5日、金ケ崎町の中央生涯教育センターで開かれた。岩手、宮城両県の着付け専門校で学んできた生徒が着付けの技術と和の美を競った。

 新型コロナウイルスの影響で2021年度まで2年連続で中止され、3年ぶりの開催。両県の同学園所属3校から振り袖の部に3人、留め袖の部に7人が出場し、全国大会出場を懸けて競った。

 競技の制限時間は予選10分、決勝7分。技術のほか着物、帯、髪型、化粧などの調和を総合的に審査した。生徒は舞台上で日々の練習成果を発揮していた。

 全国大会は7月24日に神戸市で開かれる。

 入賞者は全員が全国大会への出場権を獲得した。次の通り。(敬称略、かっこ内は所属の本校)

 ▽振り袖(1)及川一音(2)佐々木心羽(3)村上さくら(以上奥州)

 ▽留め袖(1)後藤ひろみ(仙台青葉)(2)平井めぐみ(同)(3)佐々木香織(奥州)

 ▽特別賞=菊池真理子、齋藤ひとみ、宮舘由紀恵(以上金ケ崎)五十嵐美穂子(仙台青葉)

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