県内外

岩手と台湾「絆深い」 駐日代表が知事訪問

達増知事(左)を表敬訪問した台北駐日経済文化代表処の謝代表

 台湾の在日大使館に相当する台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使相当)は7日、県庁に達増拓也知事を表敬訪問し、本県と台湾のさらなる交流・発展などを誓い合った。

 同日は、謝代表をはじめ同代表処の関係者4人が訪問した。

 謝代表は台湾総督府の民政長官として台湾の近代化に尽力した本県出身の後藤新平などを引き合いに「岩手と台湾の絆は深い」と強調。「日本の優秀な技師によるインフラ建設への(台湾人の)感激の気持ちは、台湾と日本の友好の礎だ」と述べた。

 達増知事は「東日本大震災の際には多くの支援を頂いた」と謝意を伝えた上で「今後、台湾と岩手の友好・交流がますます発展するよう強く願っている」と語り、観光やビジネスなどの面で、活発な相互交流の再開に期待した。

 県によると、謝代表の知事表敬は2017年度以来2度目。18年8月には、台湾といわて花巻空港とを結ぶ本県初の国際定期便が就航するなど交流が進展している。

地域の記事をもっと読む

県内外
2024年4月18日付
県内外
2024年4月18日付
県内外
2024年4月18日付
県内外
2024年4月18日付