花巻

花巻まつり 開催へ 3年ぶり 9月10、11日に 開町430年記念事業も

神輿パレードは実施見送り

 新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続で中止となっていた花巻市の「花巻まつり」について、主催する実行委員会(会長・上田東一市長)は15日、規模を縮小して9月10、11日に開催することを決めた。約120基の神輿(みこし)の練り歩きは今年も中止するが、風流山車のパレードや伝統芸能は感染対策を徹底して実施。今年の花巻開町430年の節目のまつりとして伝統を未来につなぐ機会にする。

 実行委企画委員会で2022年度の開催案をまとめ、委員に書面議決書を送付。14日までに大多数の委員から承認の回答が得られたため、15日に正式に開催することを決め、発表した。

 3年ぶりとなるまつりは、9月10、11日の両日に開催。風流山車のパレード、花巻ばやし踊り、神楽権現舞と鹿踊(ししおどり)の演舞を行う。社会的距離の確保が難しい神輿パレードは今年も実施を見送るが、市内で神輿の展示を予定している。

 また開町430年を記念して、以前に制作された開町400年記念山車の化粧直しを行うほか、花巻まつりカレンダーを作製して機運を醸成、花巻ばやしの音源を新しく収録し直す事業を計画する。

 花巻まつりは江戸初期に花巻開町の祖・北松斎(きたしょうさい)(1523~1613年)の持仏観音の祭りとして始まり、現在まで受け継がれており長年の伝統と歴史を誇る。明治期以降は鳥谷崎神社(同市城内)の祭りとして催行されている。近年は9月第2土曜日を中日とする3日間に開催し、県内外からの観光客を楽しませてきたが、ここ2年間は新型コロナの影響で中止された。

 実行委事務局の市観光課では「今年は開町430年の節目の年。10年後、20年後を見据え、来年度以降の通常開催、花巻が誇る伝統芸能の保存と継承のため、感染対策を徹底して実施したい」としている。

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