奥州・金ケ崎

3年ぶり再開決定 いす―1GPえさし大会 17チームエントリー 蔵まち市と併催、にぎわい創出【奥州】

「いす―1GP奥州えさし大会」をPRするポスター

 奥州市江刺の岩谷堂商店街連合会(升谷剛会長)は、新型コロナウイルスの感染拡大以降2年連続で中止していた「いす―1GP(グランプリ)奥州えさし大会」(岩手日日新聞社など後援)を再開する。通算5回目となる今大会は、7月2日にこれまでと同様、同市江刺の中町商店街内特設コースで開催。キャスター付き事務椅子での耐久レースを「えさし蔵まち市」と合わせて開き、相乗効果でにぎわいを創出する。

 「いす―1GP」は日本事務いすレース協会のルールにのっとり、2時間以内に事務椅子で所定のコースを何周走れるか競うユニークなレース。全国でも開かれ、江刺では歩行者専用道路・蔵まちモールで行われているイベント「えさし蔵まち市」の呼び物としても人気を集めてきた。コロナ禍で、えさし蔵まち市は感染拡大防止のため2020年から開催を見合わせ、同GPも中止となっていた。

 再開は新型コロナの感染状況がやや落ち着いてきたことを受けて決定。会場では各種の感染対策を取り、混雑による感染リスク低減のため出場可能チーム数をこれまでの30チームから20チームに減らした。参加募集は締め切っており、県内をはじめ東北地方、遠くは奈良県から計17チームがエントリーしている。

 レースは午前11時スタート。スタート位置を決める予選を経て本選の耐久レースが行われる。雨天決行。来場者にも基本的な感染拡大防止対策に協力を求める。えさし蔵まち市は中町―南大通り間の同モールで午前10時~午後4時に開催する。

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