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選手宣誓は一関工主将 組み合わせ決まる 来月8日開幕 夏の高校野球岩手大会

66校59チームの対戦カードが決まった第104回全国高校野球選手権岩手大会の組み合わせ抽選会

 第104回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会は23日、盛岡市の都南文化会館で開かれ、66校59チームの対戦カードが決まった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う県独自の緊急事態宣言が5月末に解除されたことを受け、3年ぶりに学校応援が解禁される。7月8日に開幕し、同22日まで熱戦を繰り広げる。

 抽選会では春県優勝の第1シード花巻東、準優勝の盛岡大附、3位の久慈などシード8校に続き、各チームがくじを引いた。

 春夏制覇を目指す花巻東は初戦で花巻農と黒沢尻北の勝者と対戦。夏連覇を狙う盛岡大附は宮古商工と平舘の勝者と顔を合わせる。

 花巻東の田代旭主将(3年)は「とにかく目の前の相手に集中し、一戦必勝で頑張って行きたい」と意気込んだ。

 選手宣誓を務めることが決まった一関工の阿部翔悟主将(3年)は「指導者や家族などこれまで自分の成長に関わってくれた全ての人に感謝を伝えたい」と語った。

 大会は県営(盛岡市)、花巻、しんきん森山スタジアム(金ケ崎町)の3球場で実施。各球場の入場上限人数は、県営、花巻が一般入場者と控え部員含む一般生徒応援団合わせて3000人、森山が2000人とする。ブラスバンド応援については、県営、花巻は楽器を使用して応援する生徒を原則50人以内とする。森山は座席数が少ないため、各校で検討するよう求めている。夏の大会で県営球場が会場となるのは、今大会が最後となる。大会は順調に日程が進めば、来月22日に決勝が行われる。

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