ハナショウブ鮮やか 水沢・胆沢城跡【奥州】
奥州市文化振興財団が主催する第25回胆沢城あやめ祭りは、同市水沢佐倉河の国史跡胆沢城跡で開かれ、史跡内にあるあやめ苑を公開している。30日まで。
新型コロナウイルスの影響で2020年から休止が続き、3年ぶりに開催。感染拡大防止のためライトアップや屋台の出店などは取りやめている。
あやめ苑は全体で約1ヘクタールで、住民が景観づくりのために長年ハナショウブを定植してきた。咲きぶりは株ごとにばらつきがあり、まだつぼみのものもある。好天の25日は訪れる人が多く、強い日差しの中で花を観賞していた。
現地の管理を受託している住民によるあやめ苑管理協力会(菊地正勝会長、会員5人)はハナショウブの他にもヒマワリやスイセンなどを植え、景観を整えているという。
同日は関連イベントとして胆沢城跡歴史公園で「千年の夢あかり」と「影絵であそぼう」も行われた。