若者に投票呼び掛け オリジナル動画製作 岩手県選管と明推協 参院選いわて
参院選(7月10日投開票)の効果的な啓発に向け、県選管事務局と県明るい選挙推進協議会は、若年層をターゲットにしたオリジナル動画を製作した。「届け!マイボイス!!」をキャッチコピーに、投票を呼び掛けている。
動画はコマーシャル(CM)用の「届け!マイボイス!!」編と、5月に盛岡市内で開催された「子どものための選挙ワークショップ」のダイジェスト動画を制作。「マイボイス」編では、岩手の街並みをはじめ、買い物、医療などの日常風景を取り上げながら、若者が「暮らしの中で感じる想(おも)いや願いをしっかりと伝えたい。より良い明日のために」とのメッセージを発信している。
ダイジェスト動画は、県内の小学生から大学生まで32人が参加した選挙ワークショップの内容を紹介。一般社団法人「NO YOUTH NO JAPAN」の能條桃子代表による講演(20分)やグループワークを通じて、選挙や投票の意義について学ぶ若者たちの姿を伝えている。
啓発動画は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の県公式チャンネルで視聴できるほか、インターネット交流サイト(SNS)などの広告として計65万回の配信を予定している。
県選管の担当者は「若い世代への啓発につなげたい。動画を通じて選挙への関心を高めてもらいたい」と話している。