大宮さん(雫石出身)ら芸工大生デザイン プレモル「東北祭缶」発売 サントリー
サントリー酒類東北支社(仙台市)は、東北芸術工科大(山形市)の学生がデザインした東北6県の夏祭りをあしらった「ザ・プレミアム・モルツ 東北祭デザイン缶」を28日から数量限定販売する。
東北祭デザイン缶は、同大の学生6人が、それぞれの出身県の代表的な祭りをデザイン。盛岡さんさ踊り、青森ねぶた祭り、秋田竿燈(かんとう)まつり、仙台七夕まつり、山形花笠まつり、福島わらじまつりの象徴的なシーンが色鮮やかに描かれている。
本県の盛岡さんさ踊りを担当した雫石町出身の大宮優月さん(21)=グラフィックデザイン科4年=は「太鼓や笛の音色、踊りなど、にぎやかで躍動感あふれる感じをイメージした。実際に商品になってみんなの手に渡ると思うとうれしい」と話している。
東北祭デザイン缶は黄・青の2種類。ともに350ミリリットルでオープン価格。黄色のデザインは1万ケース24万本、青色のデザインは6000ケース14万4000本の数量限定。東北エリアのスーパーマーケットや酒類量販店などで販売する。