水ロケット飛んだよ! 宇宙少年団水沢Z分団【奥州】
日本宇宙少年団水沢Z分団(亀谷收分団長)は3日、奥州市胆沢の胆沢陸上競技場でペットボトルを使って作った水ロケットを発射した。自ら手掛けたロケットが飛び上がると、団員に感激の表情が広がった。
水ロケットは同分団の恒例の活動で、今年は製作と発射の日程を分けて実施した。団員のうち小学生から高校生まで30人が、前回の活動で仕上げたロケットを持参。団員同士でのロケットのデザイン投票と、飛距離を競う発射に臨んだ。
発射は、ロケットに入れる水の量を一定とすることをルールにした。角度や、水タンクに送り込むことで推進力につながる空気の量、フィンや重りなどの仕上がりによって飛距離が変わるため、子供たちは発射台を調整して空気を注入。発射レバーを引くとロケットが飛び、歓声が上がった。
飛距離はゴルフボール用の測定器で計測。デザインコンテストの結果と合わせて表彰も行われた。今年入団した神崎真緒さん(水沢南小1年)は「ロケットが高く飛ぶのが楽しい。来年はかわいいデザインのロケットを作りたい」と話していた。