一関・平泉

藤沢野焼祭 盛り上げよう Tシャツ、タオル、ポスター製作、販売 開催資金募るCFも実行委【一関】

「縄文の炎・藤沢野焼祭2022」のTシャツとタオル、ポスターが完成した
▲CFサイトのQRコード

 8月に一関市藤沢町で3年ぶりに開かれる「縄文の炎・藤沢野焼祭(のやきまつり)2022」を盛り上げようと、実行委員会(千葉均実行委員長)はオリジナルTシャツとタオル、ポスターを作り販売を開始した。第45回を数える同祭を継続するため、開催資金を募るクラウドファンディング(CF)も始め、協力を呼び掛けている。

 Tシャツはブラックとシルバーグレー、ライトブルーの3色で、胸元に同祭のロゴマークを配置。背面には、芸術家・岡本太郎が藤沢文化センター「縄文ホール」に贈ったブロンズ像「縄文人」のシルエットをデザインした。サイズはS~XLで、販売価格は1着1500円(税込み)。

 Tシャツと合わせ、ロゴマークが入ったマフラータオルも製作した。首に巻けるような細長いサイズ感が絶妙。カラーはパープル1色で、販売価格は1枚500円(同)。いずれも実行委事務局(市役所藤沢支所産業建設課)で取り扱っているほか、同祭当日は会場でも販売する予定だ。

 「縄文の炎」をイメージしたポスターは、画家の佐藤真樹さんがイラストを描き、公共施設などに掲示して同祭をPRしている。

 同祭の運営は大半を町内の世帯や企業からの協賛金で担っているが、人口減少などによる資金不足が問題。実行委では「藤沢野焼祭を100年続く祭にしたい」と、継続開催のためにCFをスタートさせ、賛同者を募っている。目標額は200万円。来月末まで。

 支援金はCFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で受け付けており、支援額に応じてお礼状、ポストカード、Tシャツやタオル、地元の特産品セットなどの返礼品(リターン)を用意している。

 同祭は来月13、14の両日、藤沢運動広場「特設縄文村」で開催。実行委では「45回目の夏。そして3年ぶりの野焼祭にぜひ参加いただきたい。クラウドファンディングへの協力もお願いしたい」としている。問い合わせは同課=0191(63)5317=へ。

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