一関・平泉

義経 勇ましく ライス・アート見頃―平泉

見頃を迎えた「ライス・アートinひらいずみ」の源義経。高館橋の上から望むことができる

 平泉町長島字矢崎地内にある一関遊水地の圃場(ほじょう)で、さまざまな稲穂を植え分けて絵を描く「ライス・アートinひらいずみ」が見頃を迎え、広さ約1・2ヘクタールある水田の中に浮かび上がった源義経の勇ましい姿が観光客らを楽しませている。

 農業体験を通して地域交流や農業、観光の融合を図ろうと農事組合法人アグリ平泉(石川文士良代表理事)が2009年から実施。新型コロナウイルスの影響で3年ぶり12回目となった今回は平泉とゆかりが深くNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目された源義経がテーマに選ばれ、よろいかぶと姿に太刀を構えたデザインを、葉や稲穂の色が異なるムラサキダイコク(黒)、キダイコク(黄色)、ユキアソビ(白)、ベニアソビ(赤)の4品種を植え分けて表現した。

 5月28日に一般参加者や修学旅行で訪れた神奈川県の中学生合わせて182人が手植えした稲は1カ月余りで約30センチにまで成長。今では圃場の南側に架かる高館橋の上から義経の姿が確認できるようになった。

 絵柄は、橋から離れた部分をより大きくすることで橋の上から見た際に上下が同じ縮尺となるよう工夫。仕事の途中で立ち寄った男性(57)は「計算されて植えたものが、きちんとした絵になって見えるのがすごい」と感心していた。

 ライス・アートは稲刈り前の10月末ごろまで鑑賞できる。町農林振興課では「橋の上への駐車は危険なので、道の駅の駐車場を利用してほしい」と呼び掛けている。

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