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あす投開票 各候補「最後のお願い」 参院選いわて

 第26回参院選は10日投票が行われ、即日開票される。岩手選挙区(改選数1)には、自民党公認の新人広瀬めぐみ候補(56)=公明党推薦=、政治団体・参政党公認の新人白鳥顕志候補(51)、立憲民主党公認の現職木戸口英司候補(58)、NHK党公認の新人松田隆嗣候補(48)、無所属の新人大越裕子候補(58)の5人が立候補し、事実上の与野党対決の構図。選挙戦最終日の9日は、各候補が集票へ「最後のお願い」を訴え、18日間の舌戦を終える。

 広瀬候補は、弁護士として女性や子供の権利問題に尽力した実績を強調し、女性目線での変革を訴える。最終日は奥州市や盛岡市など13カ所で街頭演説し、藤原崇自民県連会長、鈴木俊一財務相が同行する。安倍晋三元首相に対する黙祷(もくとう)も予定。同市の櫻山神社で打ち上げを行う。

 白鳥候補は、子供の個性を伸ばす教育や化学的な物質に依存しない食と医療の実現などを主張。最終日は盛岡市を中心に街頭演説を行い、北上市の事務所前でマイクを納める。

 木戸口候補は、実質的な野党共闘態勢を構築。物価高騰対策や新型コロナウイルス対策などを政策に掲げ、改革の議席の死守を呼び掛けてきた。最終日は小沢一郎立民県連選対本部長、達増拓也知事らと奥州市、北上市、滝沢市など9カ所で街頭演説。盛岡市の事務所前で締めくくる。

 松田候補は、NHKスクランブル化などを重点政策に掲げ、インターネット交流サイト(SNS)などを活用して主張を展開する。

 大越候補は、消費税10%の廃止、毎月15万円の給付などを公約に掲げる。最終日は北上市を中心に街頭演説を行う。

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