一関・平泉

1輪ずつ筆で慎重に 黄金メロン授粉体験 平泉小5年生

筆を使い黄金メロンの雌花へ慎重に花粉を移す平泉小の5年生

 地元特産の黄金メロンについて学ぶ平泉町立平泉小学校(佐々木秀善校長、児童260人)の児童は11日、町内の栽培農家を訪れ、雌花に花粉を付ける授粉作業に挑戦した。授粉から45~50日後には大きくて甘いメロンに成長し、夏休み明けには収穫や販売などの体験も予定している。

 同校では、町の産業に関する学習の一環で毎年5年生が黄金メロンの栽培から販売までを体験しており、今年度は希望した12人が参加。6月10日には町内栽培農家で組織する黄金メロン研究会の高橋正洋会長(63)=平泉字花立=方のビニールハウスで1人10株ずつ計120株を植えた。

 1カ月ぶりに訪問したハウスの中では苗が1メートル80センチほどの高さに成長し、黄色い雄花や雌花が咲きそろった状態。高橋さんから摘み取った雄花から筆を使って花粉を採取する手順を教わった児童たちは、2人一組になって雌花を探しながら筆に付けた花粉を1輪ずつ慎重に移していった。

 菅原羽奏さん(11)は「雌花を探すのが難しかった。黄金メロンは学校給食でも食べているおいしいメロンなので、大きく実ってほしい」と期待していた。

 黄金メロンは、一般のメロンより糖度を高くするため、1株から1個の果実を収獲する立ち作り栽培が特徴。今回授粉作業を終えた株も収穫までに良好な実を1個だけ選んで残し、8月末には児童が収穫と出荷に向けた選別、店頭での販売体験を予定している。

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