花巻

世界陸上 全力尽くせ 高橋、石川両選手 市役所に激励懸垂幕【花巻】

 15日に米国・オレゴン州で開幕する「2022世界陸上競技選手権大会」に日本代表として出場する、競歩男子20キロの高橋英輝選手(29)=富士通、宮野目中―花巻北高―岩手大=と、男子110メートル障害の石川周平選手(27)=富士通、石鳥谷中―花巻北高―筑波大―筑波大大学院=を激励する懸垂幕が14日、花巻市役所本庁舎正面玄関脇に掲出された=写真=。世界を舞台に活躍する2人へ向け、市民の応援ムードを高める。

 懸垂幕は、2人の母校である花巻北高陸上競技部OB会が作製し、市に寄贈。縦7・0メートル、幅1・3メートルで、同校のスクールカラーのえんじ色の下地に、大会名と出場競技、2人の名前をはじめ、黄色の文字で「全力を尽くせ」と記した。

 同日は同OB会の新渕久郎代表ら5人、同校桜雲同窓会の佐藤良介会長、同校の須川和紀校長が市役所を訪問した。新渕代表は「栄誉ある代表に選ばれたことは、花巻北高の歴史にとって素晴らしいこと。全力を出し切り、成果を期待したい」と目録を贈呈。上田東一市長は「日ごろの練習の成果、実力を発揮し、花巻市民に元気をくださればうれしい」と感謝した。

 高橋選手は日本時間16日午前7時10分、石川選手は同17日午前3時25分に出場する。

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