奥州・金ケ崎

模擬人形で聴診 呼吸音違い体感 水沢看護専門校 キャンパス公開【奥州】

水沢学苑看護専門学校のオープンキャンパスで行われた聴診体験

 水沢学苑看護専門学校(石山隆校長、学生120人)の2022年度オープンキャンパスは16日、奥州市水沢字多賀の同校で開かれた。入学希望・検討者に向け、学習の成果発表や看護体験などを通して看護師を目指すことができる環境をPRした。

 毎年開催し、新型コロナウイルスの感染拡大後も学校や学生の雰囲気を知ってもらおうと続けている。

 今年も基本的な感染拡大防止対策を取り、時間を短縮して実施。奥州や北上、一関など近隣各市の高校生や保護者らが来場した。

 学習発表は学生を主体に展開。看護学・看護論の7領域別にコーナーを設け、来場者を受け入れた。このうち成人看護学では、生活習慣病や喫煙が引き金となる慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの予防について説明。模擬用の人形を使った聴診体験では、来場者は通常とCOPDでの呼吸音の違いを体感した。

 奥州市から訪れた高校生は「説明が分かりやすく、分野ごとの体験も良かった。入学してみたい」と話していた。

 志田梨伽子オープンキャンパス実行委員長は「先生や学生が協力し合い、学年間でもよくコミュニケーションを取って学校生活を送っている」とアピールしていた。

 同校の23年度入学に向けた出願は、推薦は10月24日、一般は11月21日から受け付ける。

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