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新幹線高架橋からモルタル片落下 矢巾の駐輪場 けが人なし

落下したモルタル片(JR盛岡支社提供)

 JR盛岡支社は22日、東北新幹線高架下にある矢巾町の駐輪場で、高架橋下に取り付けられている防音設備からモルタル片が落下したと発表した。列車運行への影響はなく、けが人は確認されていない。

 同支社によると、場所はJR矢幅駅東口近くにある駐輪場で、管理人が21日午前7時ごろ発見した。モルタル片は最大で長さ13センチ、厚さ4ミリ程度で、総重量は約1・5キロあった。

 同支社の社員が防音設備を点検し、他に異常がないことを確認した。

 防音設備は完成から28年が経過している。雨水が浸透した影響で防音設備からモルタル片が剥がれ、約2・8メートル下にある駐輪場の床に落下したとみられる。

 同支社は対策として、剥落を防ぐネットの設置を検討している。

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