北上・西和賀

夢灯り広場彩る 照岡小児童製作 3年ぶり樺山まつり【北上】

夕暮れ時、作り上げた夢灯りを囲む子供や住民たち

 第29回樺山まつり(実行委主催)は24日、北上市稲瀬町の樺山歴史の広場で開かれた。ステージ発表や軽トラ市、夢灯(あか)り点灯など多彩なイベントもあり、大勢の来場者を楽しませた。

 新型コロナウイルスの影響で2年間中止となり、3年ぶりの開催。有志でつなぐリレーハーフマラソンを皮切りに、大船渡市出身の歌手・新沼謙治さんの特別ステージや軽トラ市もにぎわいを見せた。

 ステージでは、31日、8月2日に東京都で開かれる全国高校総合文化祭パレード、マーチングバンド両部門に出演する専大北上高校吹奏楽部57人がダンスや歌も交え、一体感のある演奏を見せた。東陵中吹奏楽部在籍時にも出演した小林千鯉さん(2年)は「中学校時代によく遊びに来ていた場だけに、懐かしい思いでいい演奏ができた」と充実感に浸った。

 奥州、北上両市の獅子躍(おどり)やバンド、民謡なども披露され、地元の門岡念仏剣舞と上台太鼓も躍動感のある演舞、演奏で華を添えた。

 最後に、照岡小学校の4~6年生らが作り上げた過去3年分も合わせた夢灯りを点灯。夕暮れとともに幻想的な明かりが周囲を照らし、綱川颯太朗君(5年)は「今年出せて良かった。いい思い出になりそう」と満足そう。同校は今年度で閉校するが、高橋龍生君(4年)も「思っていた色が出た。また作って樺山まつりに出したい」と意欲を見せていた。

 新型コロナ対策として会場内で食事を禁止し、来場者の検温と消毒を徹底。亀甲直美実行委員長(稲瀬町自治協議会長)は「感染者が増え、心配の声はあったが2年連続中止だっただけに、途絶えてしまう危機感があり、継承の意味でも何としてもやりたかった。皆さんの協力もあり、開催できて良かった」と語った。

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